重度知的・自閉症児と母の成長日記

重度知的障害・自閉症の男の子を育てる母の日々の出来事を思い思いに綴っていきます。毎日ただ穏やかに過ごしたい。 目指すは地域のすみっコぐらし。

トラウマの3歳児検診 その②

嫌だ嫌だと思っていた3歳児検診。

話が長くなりそうなので2回に分けてます。

前回が気になる方は、その①へどうぞ。

 

sorasarada.hateblo.jp

 

検診日当日。

母に付き添って貰おうかと考えたが

その頃、母も体調が思わしくなく、結局1人で弟くんを連れて行くことに。

 

 

ここで、悩んだのが

保健婦さんは早く来た方がいいと言ったが、

受付時間の最後に行った方がいいのではないか??

 

しかし、早くに来て受付を済ませて

開始時間まで車の中で待ってればいいか、と思い

受付開始時間よりも40分早くに行くことにした。

 

 

これが最大の間違いだったと思う(-_-;)

 

 

40分早く会場に到着すると

既に3組の親子が待っていた(;´д`)

私は4番目。

てっきり1番だと思っていたが

出鼻を挫かれた。

 

 

40分も前から待機してる親子がいることにも驚いたが、なんと保健婦さんとか関係者がその場に誰もいなかった。あとで、開始時間直前にまでならないと

現れないことがわかった。

 

立て看板が置いてあり、

母子手帳、尿、問診票を提出した方は

ソファーに順番で並んで待ってくださいと書いてあった。

番号まで指定して…。

 

 

そこで、開始時間まで車の中で待機するという

私の計画は見事に崩れてしまったのだ。

相談する保健婦は見当たらない。

他の親は指示通り順番に座って待っている。

 

場の空気は人数が少ないこともあって

静まり返っている。

 

 

受付開始まで40分…その時点でもう無理だと思った。

 

 

並べられたソファーの中心にはマットが敷かれていて、ブロックやままごとセット、車などのおもちゃが箱に入って置かれている。

早く来た子ども達は好きなおもちゃを出して遊んでいいらしい。

 

 

意外にも弟くんはまだ落ち着いていた。

大人しく静かに抱っこされている。

不安なのかもしれない。

 

 

黙っていれば普通の子。

このままずっと黙っていたらいいのに…。

そんなことをずっと思ってた。

 

 

周りの親子を見ると

親はスマホを弄り、子どもは放ったらかし。

時間が経つごとに親子連れが増えて

ソファーに座ってる人数も増えてきた。

 

 

しばらくおとなしい弟くんだったが

好きなおもちゃが目に入ったらしく

おもちゃに近付き、遊び始めた。

正式な名前がわからないけど↓

f:id:sorasarada:20190713102733p:image

 

普通の親ならば、余裕を持って子どもの遊ぶ様子を

見守ることが出来るのだろうが

 

私は気が気ではなかった(;´д`)

いつ弟くんが奇声をあげて

走り出してしまうのか。

 

おもちゃを投げ散らかしてしまわないか。

スマホを見る余裕なんて全然なかった。

 

弟くんが遊ぶ姿を見ながら

 

弟くんが何もしませんように…

奇声をあげませんように…

変な行動しませんように…

早く時間が過ぎますように…

知り合いがまだ来ませんように…

保健婦さん早く来んかいι(`ロ´)

 

胸がギュッとなるのを感じながら

ただひたすら念じてた。

 

が、突然響く甲高い叫び声

 

おもちゃに飽きた弟くんが

突然興奮して奇声をあげた。

 

一瞬で空気が変わった。

今までスマホを見て下を向いてた親が

顔をあげるのがわかった。

 

そこにいた親が同時に顔を上げて

弟くんに視線を送る。

 

パッと見て、またスマホに顔を落とす親もいれば

弟くんの様子をじっと見つめる親もいた。

 

私は固まってソファーから動くことが出来なかった。

見えない力で首を押さえつけられてるような、そんな感じ。

どう対処したらいいかもわからなかった。

 

ただただ、上を見ながら手を叩き奇声をあげ

2メートルくらいの距離を行ったり来たりを繰り返す弟くんを見つめることしか出来なかった。

 

こんなとき、保健婦や療育関係者が側に居てくれたら、どれだけ心強いだろうか…。

 

受付が始まり、順番に名前を呼ばれる頃には

もうすでに自分のキャパは超えていた。

息苦しく、冷静に考えることができない

頭も真っ白だった。

 

 

それでも、弟くんの為に検診を受けなければと、

ただそれだけの為にどうにか堪えて踏ん張った。

 

 

最初に呼ばれたのは

身長体重測定、そして次に医師の診察

 

弟くんの前にいた子どもは看護婦からの

気をつけ、ピッ!の声で

大人しく測ることが出来ていた。

そして、偉い偉い!の声。

 

オムツ一枚にして体重と身長を測るのだが

弟くんはいつもと違う環境、雰囲気で興奮している。更にその状態で、衣類を脱がす。

何をされるか理解できない弟くんは恐怖だっただろう。

 

そんな弟くんをみて年配と思われる看護婦?さんが

 

どうしたのこの子は!?

なんでこんなになってるの!?え!なに!?

 

と思いっきり困惑した表情をされた。

私の表情をみて、あっf^_^;という顔をしたが

私は泣きたくなるくらい辛かった。

 

まだ小さい弟くんを看護婦さんが3人がかりで

押さえつけて身長を測る。

 

体重は座ったままだったがタイミングよく

測ることが出来た。

 

そのまま流れるように

医師の診察だったが、最悪なことに

その医師の隣にいる看護婦さんが

同じ地域の年配の看護婦さんだった。

 

まさかのタイミング。

同じ地域で家も遠いが、顔と名前は知っている。

当然私のことも知っているだろう。

 

無言で会釈はしたが

顔は強張っていたと思う。

 

弟くんが暴れる為、簡単な診察ですぐに終わったが

身長、体重、診察だけで

もうクタクタ。

 

もう知り合いが来てるかなんて周りを見る余裕も無かった。

周りから注目も浴びてるだろうけど

気にする気力もなかった。

 

とにかく早く帰りたい。

ただそれだけ。

 

次に、歯科検診。

また弟くんは看護婦から押さえつけられての

検診。

 

私にとっては公開処刑だけど

弟くんにとっては拷問だろう。

 

泣き叫ぶ弟くんを見るのが辛かった。

 

歯科検診が終わり

保健婦さんから声をかけられたとき

今まで堪えていたのが

止められなくなり号泣(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

驚いた保健婦さんがすぐさま私を

親子で面談する部屋に連れていき

その間弟くんは保育士さんが見てくれた。

 

大きな衝立で仕切られた部屋、

3組のくらいの親子が保健婦さんと談笑していた。

もちろん子どもも同席で。

(質問に答えられるか確認してるようだ)

 

そんな空間の中で

子どももいるのかも、わからないくらいの

若い保健婦さんに私は泣きついていた。

 

辛いです。

もう無理です。

周りの子をみるのが辛いです。

限界です。

すみません(ノД`)

 

保健婦さんは何も言わずに

ずっと話を聞いてくれた。

 

そして、

 

残っていた

栄養相談

フッ素散布は無しにしてもらい

 

弟くんを連れて逃げるように検診会場を後にした。

その時、同じ産婦人科で一緒だったママさんの

姿が見えた気がしたけど、見ないようにして帰った。

 

私と弟くんにとって最悪な1日。

 

何故、こんな辛い思いをしてまで

検診を受けなければならないのだろう。

 

前もって不安だと訴えていたのにもかかわらず

どうして、柔軟に対応してもらえないのだろう。

 

別枠で発達に不安のある親子を検診してくれるだけで、心労も少なくて済むのに。

 

親の心のケアだってして欲しい。

1番の苦痛を味わったのは弟くんだけど。

 

この検診が辛すぎて

 

次にあるであろう

就学時検診が恐怖でしかない。

就学相談でさえ及び腰だ。

 

支援学校での検診なら耐えられるが

地元の小学校での検診だったら

多分、私はもう受けない。

 

教育委員会保健婦さんから促されても

気持ちは変わらないだろう。

 

教育関係者、福祉従事者たちが

障がいのある子どものことだけでなく、

親の心情までを含めて考えてくれることを願う。

 

 

 

とても長くなりましたが

ここまでお読み下さり

ありがとうございました(*´∀`)♪

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